語学or技術?

 

¡Hola!(オラ)

¿Qué tal?(ケ タル)

 

 

「サッカーが上手ければ、勉強なんてしなくて

もいい!」

「学校の授業は昼寝の時間。」

この話を聞いてくれているあなたは、

このような考えを持っていないだろうか?

 

以前に『勉強とスポーツ』というタイトルで、

同じような内容を話したのだが、少し付け加え

たい部分があるので、少しお付き合い願いたい。

 

冒頭での考えや思いは、人それぞれ考えがあっ

て、どれが正しいのかは分からないが、

僕はこの考えには賛成できない。

理由を述べると、

“そのような態度で学校生活を送ったとして、

あなたがプロサッカー選手になった時、

誰があなたを応援してくれるのだろう?”

と思うから。

間近で見ていた同級生や先生は、あなたのプロ

生活を心から応援してくれるのだろうか?

 

 

 

確かに、学校生活をそのような態度で過ごして

も一流のプロになれる選手はいると思う。

 

スポーツの競技は異なるが、

野球選手のイチロー選手

 

以前見たYouTubeの中で

「学校の授業中は寝てました。」と言っていた。

 

ある意味、そういった面でも僕たちに夢を

持たせてくれている。笑

そのような学校生活を過ごしても、あのような

選手になれる可能性があるということだ。

 

ただ、抑えておかなければいけないのは、

イチロー選手は超一流であり、その超一流にな

るには可能性的にもかなり低いということ。

 

 

 

競技をサッカーに戻す。

 

世界全体で見ると、

サッカーは野球よりも競技人口が多い。

それだけ、プロになれる確率は低い。

どのくらい低いかと言うと、これも以前

YouTubeで見たのだが、確か0.003%?くらいだ

そうだ。

(もしかしたら、0の桁が1つ多いもしくは少ない可能性あり。笑)

その0.003%の中で、超一流になれる人なんて、

ほんの一握り。

 

なにも、

“イチローさんを真似するな。”とか

“サッカー選手を目指すのはやめたほうがいい。”

と言いたいわけではない。

 

キングカズさんじゃないけど、

“(ブラジルへのサッカー留学を引き留められた

際に言った)1%でも可能性があるんなら行き

ます。”のように、それを分かった上で、

“よっしゃ!それでも俺は、その限りなく不可能

に近いことやってのけてやる!」と燃えてもら

うのもアリだと思う。笑

 

全ては自分が決めること。

 

 

 

ここまで、“勉強”というアバウトな括りで話し

てきたが、今回話したかったのは、

タイトルにもある通り、

「語学勉強とスポーツの技術どちらが大事と思

うか?」について。

 

個人的な結論から言うと、両方大事。

 

「海外と日本人の能力の差はそこまでないと思う。

ただ、言葉・コミュニケーションの部分での問

題が大きいと思う。」

上記の言葉は、これもまたYouTubeの中で、

元浦和レッズの鈴木啓太選手と元鹿島アントラ

ーズの中田浩二選手の対談の際に、

中田浩二選手が現役時代(海外移籍)を

振り返って、言った言葉。

 

冒頭の考えに似ているが、

「言葉喋れなくても、プレーさえ良ければ、

トップまでいけるでしょ!」なんて考えている

選手は、実際に体験された選手の言葉をもっと

胸に刻んだほうがいいと思うし、

コミュニケーション能力が大切なのは、

今現在スペインでプレーしている自分自身も

感じていること。

 

繰り返しになるが、スポーツだけ頑張ってプロ

になる、超一流になる選手はごく稀。

 

 

 

自分のプレー、パフォーマンスに自信を持つこ

とは大事。

ただ、奢ってはいけないと思う。

 

何よりも、

語学の勉強が苦ではない、勉強する時間がある

のなら勉強するに越したことはないと思う。

 

 

 

今まで、学校での授業を寝ていた人。

何も、テストで良い点数を取れとは言わない。

ただ、普通に先生の話を聞いて、普通にするだけ。

で、試験前には最低限やらなければいけないこ

とをやって、赤点取らないようにする。

それだけでも十分だと思います。

もちろん、プラスアルファは全然オッケー。

勉強で頑張る力(嫌なことを頑張る力)を

養っておくことで、海外で語学勉強をする時にも、

きっとその力が役に立つと思います。

 

 

 

ただ、1番大事なのは、

そういったことも全て踏まえて、

自分で選択・決断をするということ。

あなたの人生です。

あなたが主人公になって、自分の人生に責任を

持とう。

 

これからスポーツで上を目指す選手の

参考になればと。

 

 

 

以上。長い長い独り言でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうござ

いました。

 

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