¡Hola!(オラ)
¿Qué tal?(ケ タル)
今回は、前回記事の予告通り“正義”について、
僕なりの考え方をお話ししたいと思います。
今回は少し哲学チックなお話しになるかもしれ
ません。笑
“哲学”と聞くと難しそうだと思う方もいるかも
しれませんが、今回のお話しはそこまで難しく
ないと思うので、ぜひ今回も最後までお付き合
いいただければと思います。笑
“正義”についてお話しする前に、皆さんは哲学
が好きですか？笑
こう見えて、哲学の本をたまに読んだりしてま
す。笑
哲学の好きな点は、哲学者1人1人が違う考え方
や視点を持っていて、新たな知識や考え方を自
分の中に吸収、学ぶことができること。
あとは、今のところ哲学において、正解・不正
解はないので、気楽に自分の意見を持てる点で
すかね。笑
なので、今回お話しする考え方は僕なりの考え
方であって、皆さんは皆さんなりの考えを持っ
ていて何の問題もなく、そこに正解・不正解は
ありません。
気楽にサクッといきましょう。笑
皆さん、日本昔話の“桃太郎”はご存知でしょう
か？笑
失礼しました。
日本人に対するこの問いかけは、もはや相手を
馬鹿にしているとしか思えないですね。笑
しかし、今回はこの“桃太郎”を題材に“正義”につ
いてお話ししていきます。
桃太郎のストーリーを簡単に振り返ります。
川から大きな桃が現れる。→川で洗濯物をして
いたおばあさんがその桃を発見。→その桃を家
に持ち帰り、桃を割ると1人の男の子が桃の中
に。→桃太郎と命名。→桃太郎すくすく成長。
→鬼が地元の村で悪事をはたらいていると聞い
た桃太郎。→鬼退治を決心。→戦力になりそう
もない動物を連れて、鬼を討伐。→桃太郎のお
かげで村の平和が戻りました。→めでたし、め
でたし。
以上が僕の知っている桃太郎の話で、皆さんも
ほぼ一緒の内容ではないのかと思います。
この話を聞くと、おそらくほとんどの方が桃太
郎は良い人で、正義の味方という印象を持つと
思います。
ただ、果たして本当にそうなのでしょうか？
桃太郎には悪いですが、少し違う視点でこの問
題を見ていきたいと思います。笑
まず、この桃太郎の話、終始桃太郎サイドの話
しか語られてないです。
鬼が悪事をはたらくシーンも語られています
が、それはあくまで桃太郎サイドから見た鬼の
様子。
なので、桃太郎を見る人、聞く人はずっと桃太
郎サイドの立場に立っている状態です。
では次に、話の中では語られることがない、鬼
サイドの立場や状況を想像力を働かせて、考え
てみたいと思います。笑
鬼は村人に対して悪事をはたらいたから、桃太
郎に退治されてわけですが、もし仮に鬼サイド
の子供達が今にも飢え死にしそうで、その子供
達が生き残る唯一の方法は、桃太郎が住んでい
る村の食料を奪う方法しかなかったと仮定した
ら、どうでしょうか？笑
鬼の子供達からしたら、自分達のために、食料
を持ってこようとしてくれたお父さんお母さん
を退治した桃太郎の行動は正義なんでしょう
か？笑
きっと、鬼の子供達からしたら、そこに桃太郎
の行動に対して“正義”という感情はないと思い
ます。
桃太郎さん、ごめんなさい。
あなたの話は好きですし、ぜひ一度そのきびだ
んご食べてみたいです。笑
まとめます。
僕が思うに、“正義”とは一方の立場から見える
だけのものであって、全ての人にとって、正義
と呼ばれるものは存在しないと考えます。
正義のヒーローの代表格である“アンパンマン
”でさえ、どこか掘り下げていけば、正義とは言
えない部分があるのかもしれません、、、笑
前回記事と似たような話となってしまいました
が、今回の話で学べることがあるとするなら、
自分だけの主張だけでなく、相手の状況やバッ
クボーンも考えないといけないってこと。
あとは、自分個人にとっての正しさがあるだけ
で、それが全員にとっての正しさではないとい
うこと。
以上のような考え方を持っておくだけで、人間
関係のトラブルも少しは解消できるのかなと個
人的には思います。
少し長くなりましたが、いかがでしたでしょう
か？
分かりやすくお話ししたつもりですが、理解で
きなかった方はすいません。笑
次回は現在のスペインの様子についてお話しし
たいと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうござ
いました。
Instagramでは、スペインでの生活の写真や動
画を配信しておりますので、そちらも是非チェ
ックしてみてください！
アカウント名→yusuke_ito
また次回の投稿も皆さんにお会いできるのを心から願っております。
では、Hasta luego(アスタ ルエゴ）
