第3節


¡Hola!(オラ)
¿Qué tal?(ケ タル)



タイトルにもあるように、今回はリーグ戦第3節について振り返り、話していこうと思う。
先週の日曜日、正午12時にホームでリーグ戦第3節が行われた。
結果は、ホームでまさかの0-3負け。
前節、自分たちがアウェーで相手チームにしてやったことを今回は自分たちがやられた感じだ。
ホームで0-3負けは、個人的になかなかの屈辱だし、恥ずかしくて見に来てくれていた人たちにもあわせる顔がない。

試合内容は、前半の30分くらいに裏に抜け出した相手選手を味方の選手が倒してしまい(故意に倒した)、それを審判が決定機阻止とみなし、相手選手を倒した選手が1発レッドカードで退場。
先ほども言ったが、前節とは真逆なことが起きている感じだった。
まず、1発レッドに関してだが、個人的に相手選手を倒す必要はなかったように感じる。
完全に裏は取られたものの、ゴールとの距離は少しあり、相手選手は足が速くなく、味方選手の足の速さであれば、間に合ったのではないか?と思うからだ。
まあ、次に1発レッドに値するか?というところだが、先ほども言ったように裏は取られたもののゴールとの距離は少しあり、決定機の阻止として見るには、納得いかない部分もある。
味方選手ももちろん抗議したが、VARがあるわけでもなく、判定は覆らず、その後チームは10人で戦うことに。

1発レッドが出る前までは、0-0の拮抗した試合展開だったが、1本のセットプレーで相手に先制点を許すと、その後、立て続けに2失点。
前半だけで3失点。
ここで、踏ん張って失点を1くらいに抑えられることができたら、後半に逆転の可能性もあったのだろうが、、、
ここで踏ん張り切れないのが今のチーム状況を物語っているのだろう。

ハーフタイム。
数的不利な上に、3点差という現実を前に、ホーム戦と言えどチームは既に諦めモード。
監督も「おそらくこの試合は勝てないだろう。だが、次の試合に向けて良いイメージを持つため、また、もちろん逆転は狙っていく。」とのこと。

後半から、攻撃的な選手を送り出すものの、決定機を作り出すどころか、ほとんど相手がボールを保持する展開。
結局、後半は失点0で、0-3の敗戦。


僕個人の話に移りたいと思う。
まず、この試合も後半からの出場となった。
試合前にロッカールームで出場選手の紙が貼りだされる。
「ない。自分の名前がない。」
いつものポジションに自分の名前がない。
ベンチを見ると、さすがに自分の名前はあった。
自分以外はというと、今回の試合も、ほぼ先週と変わらないメンバーが出場していた。

先発で試合に出場できないことに何ともいえない感情を抱えつつも、やはり、いつ試合に出てもいいように万全の準備はしないといけないということで、試合前にいつも行うストレッチを1人こなしていく。
自分の不機嫌そうなオーラが出ていたのか、一声かけたかっただけなのかは分からないが、僕のもとに監督が来た。
僕に対して、
「怒るなよ。お前の練習からの取り組みはちゃんと見てるし、評価はしている。また、それを続けてほしい。」と
さらに、
「もしお前が監督だったら、先週の試合で良かった選手(調子の良い選手)を次の試合でも起用したくならないか?」と。
話をされたときは、”まあ、それも一理あるな”と思い、何も答えなかった。
が、よくよく考えてみると、そもそも先週起用された選手は、ハッキリ言って先週の時点で、戦力外になりつつ選手にチャンスを与える意味で監督が送り出した。
そのたった1試合、たまたま調子が良かったり、たまたま相手との相性が良かっただけで、良い評価をされて、今まで高パフォーマンスを発揮してきた選手がベンチと言うのは、なかなか納得できない。
たまったもんじゃない。
”じゃあ、極論今後の試合、このメンバーが良い試合をして勝利したら、そのメンバーがずっと出場するのか?”という疑問?反論?も生まれた。

サッカー選手である以上、全ての選手が試合に出場したいのは理解できる。
だが、何だかやり方があまり好きじゃない。笑
明らかに自分より実力が上だと思う選手がいて、自分がベンチだったら納得もできるだろう。
だが、このケースはそうではない。

自分のパフォーマンスを過大評価しすぎているわけじゃないと思うし、自分の実力に自惚れている感覚もない。(本当のところは分からないが笑)
だが、サッカー選手である以上、試合に出れなかったら不満に感じるのは当たり前だと思うし、明らかなパフォーマンスの差がない限り、
”自分が試合に何で出れないの?!!”
”あの選手より自分が試合に出るべきだろ!!”
というような、エゴイスト的な考えや気持ちは絶対に少しは必要だと思う。
それが行き過ぎて、相手選手との差をしっかり現実で受け止められていないと問題だが、、、
俯瞰的に客観的に見なければいけない。

人のせいにしてはいけない。
あくまで、フォーカスは自分に。
僕は、スペインにサッカーをしにお邪魔している立場。
スペインのサッカーを学ば差せてもらっている立場。
この経験していることもスペインならではの考え方、あたりまえのことなのかもしれない。


長くなったが、来週今週の試合、僕のライバルであるセンターバックは1発レッドにより出場停止。
試合に出れるかまだ確証はないが、出場できる可能性は高くなった。

自分にフォーカスを当てて、良い準備をして今週の試合に臨みたいと思う。





今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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では、Hasta luego(アスタ ルエゴ)