勝負強さ

 

¡Hola!(オラ)

 

¿Qué tal?(ケ タル)

 

 

 

 

最近、サッカーに関することを何もお話しして

 

いなかったので、今回はテーマにも書いてある

 

ように“勝負強さ”についてお話ししようと思

 

う。

 

 

 

 

【勝負強さ】

 

 

この言葉は、サッカーだけでなく、他のスポー

 

ツでもよく聞かれる言葉だと思う。

 

 

 

 

 

 

【勝負強さ】とは、そもそも何なのか?

 

 

 

Googleで調べる前に、自分で考えてみたいと思

 

う。

 

 

 

皆さんも時間があれば、少し一緒に考えてみて

 

ほしい。

 

 

 

 

自分の意見は、次のとおり。

 

 

 

 

 

“試合の大事な局面で、その試合を決定づけるプ

 

レーや資質を兼ね備えている、または勝つべき

 

時に勝つことができる。

 

 

 

もしかすると

 

“試合を左右しうる1プレーに対して、集中力が

 

高まり、良い結果を残す能力。”

 

といった言い方もできるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

では、我らがいつも頼りにしているWikipediaさ

 

んに正解を発表してもらおう。

 

 

 

 

 

 

、、、

 

 

 

 

 

 

 

ない。

 

 

 

 

どうやら、Wikipediaでは【勝負強さ】という言

 

葉が、定義づけられていないようだ。笑

 

 

 

その代わり、“goo国語辞書”というWEBページ

 

があったので、それを参考にさせてもらうとし

 

よう。

 

 

 

 

んー、どれどれ。

 

 

 

 

 

ふむふむ。

 

 

 

この“goo国語辞書”さんには以下のように記載さ

 

れていた。

 

 

 

 

“[形]勝敗を決するここ一番という場面で、

 

力を発揮できる強さをもっている。”

 

 

 

 

 

僕の意見は、なかなか良い線だったのではない

 

だろうか。笑

 

 

 

もし、本当にそう記載されていたのか気になる

 

方、僕を疑っている方は、以下にリンクを貼っ

 

ておくので、そちらでご確認を。笑

 

 

勝負強い(しょうぶづよい)の意味 - goo国語辞書

 

 

 

 

 

 

 

 

これで、【勝負強さ】という言葉の定義が、僕

 

を含め、皆さんもある程度は分かっていただけ

 

たと思う。

 

 

 

 

では、次になぜ今回“勝負強さ”についてお話し

 

しようと思ったのか。

 

 

 

それは、日本とスペインの間に差があると感じ

 

るからである。

(あくまで今回は、サッカーにおいて。)

 

 

スペインのほうが勝負強いと感じている。

 

 

 

 

スペインに来てから、ほぼ毎週どこかしらの試

 

合を観戦しているのだが、

 

「劇的な逆転で勝負が決した試合」

 

「土壇場で引き分けになった試合」

 

が結構多い。

 

 

 

 

プロの試合ではないので、レベルは少し落ちる

 

のだが、観戦しているこちらからすると退屈な

 

わけがない。笑

 

 

 

 

 

 

ある日、劇的な逆転劇を繰り広げた試合を観戦

 

し終え、ふと思った。

 

 

 

 

 

“勝負強さ”が日本と違う。。。

 

 

 

 

 

 

さらに、

 

“なぜ日本とスペインの間に勝負強さの差が生ま

 

れるのだろう?”

 

 

 

これについても、自分なりに掘り下げてみた。

 

以下の考えは、あくまで僕個人の考えであり、

 

科学的な根拠、正しさは補償されておりませ

 

ん。

 

ご了承を。

 

 

 

 

 

ズバリ、“練習環境”がその差を生み出している

 

のかなと。

 

 

 

 

ここで言う練習環境とは、練習設備ということ

 

ではない。

 

 

 

 

 

日本は、練習の際に常に100%全力を出すこと

 

を強く求められる。

 

 

 

2時間の練習なら2時間まるまる集中して、全力

 

を出すよう求められる。

(実際には、2時間もぶっ続けで集中するなんて科学的に無理らしいのだが。笑)

 

 

 

 

逆に言うと、指導する側がそれらを選手に求め

 

すぎているのかもしれない。

 

「何やってんだ!集中しろ!」

 

「100%でやれよ!」

 

といった感じで。

 

 

 

何も間違ったことではないと思うだが、要求の

 

頻度や声かけ、アプローチの仕方は考えたほう

 

がいいかもしれない。

 

 

 

 

 

スペインの場合

 

「このシーンの時は、こうしろ!」

 

「こうなった時は、ここに動け!」

 

といったプレーに対しての命令はされるもの

 

の、練習へ取り組む姿勢に関してはあまり強く

 

言われないと感じる。

 

 

バモス!バモス!ばっか言ってる。笑

 

 

 

 

 

 

少しまとめると、

 

日本→練習へ取り組む姿勢を重要視、強調。

 

スペイン→基本的に戦術的な部分を重要視、強

 

調。

 

て感じ。(もちろん、クラブの監督による。)

 

 

 

 

この点が日本とは違う点であり、勝負強さの差

 

につながってくるのかなと。

 

 

 

というのも、皆さんも少し考えてみてほしい。

 

 

 

 

 

 

練習中、

 

常に「集中しろ!」「100%でやれ!」

 

と言われたとする。

 

 

 

先ほども言ったが、何も間違ってはいないし、

 

それができたら最高だし、それを追い求めてい

 

くところ(勤勉性)が日本人の良さではあるこ

 

とに間違いはないと思う。

 

 

 

 

 

でも、こんな意見が出てきてもおかしくはない

 

と思う。

 

 

 

 

「いや、、、集中!集中!全力でやれよ!!

 

て、どの場面(メニュー、プレー)で100%集

 

中したらいいんや!!」

 

「何が1番大切なんや!集中ポイント多すぎ

 

て、どれが1番大事か分からんわ!」と。

 

 

 

 

 

 

もしかしたら、スペイン人の選手は、そういっ

 

た環境で練習していないから、自分で集中すべ

 

きポイントを考える、察知する力が知らずに身

 

につき、今回のテーマでもある【勝負強さ】に

 

つながるのではないのかと。

 

 

 

 

世界との差を埋めるために、練習メニューや食

 

事などいろんな情報が出ているが、指導方法の

 

変化、改革も必要なのかもしれない。。。

 

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうござ

いました。

 

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また次回の投稿も皆さんにお会いできるのを心から願っております。

 

では、Hasta luego(アスタ ルエゴ)