シャッター

 

¡Hola!(オラ)

¿Qué tal?(ケ タル)

 

 

 

前回の記事を書き終えた後に、他にも写真に

まつわる日本とスペインの違いがあると感じた。

なので、需要はないかもしれないが、

写真撮影における違いを話していく。

 

まず1つ目の違いは、家族や友達と観光スポット

やレストランに行った際の記念写真。

そもそも、スペインと比べると日本では、

“記念写真を撮る”という行為自体があまり

馴染んでいないのかなと感じる。

日本で記念写真の撮影をお願いしている人を

見かけたことや僕自身お願いされたことが数回

ほどしかないと思う。笑

 

だが一方、スペインでは、観光スポットなどに

遊びに行くと、結構な確率で

『写真撮ってくれませんか?』とお願いされる。

きっと、僕の人柄の良さが体中から溢れ出てい

るのだろう。笑

おかげで、写真撮影が上手くなったと自分で

思い込んでいる。笑

 

記念写真を撮ってもらいたい人がお願いする

パターンもあれば、写真撮影をしようとモゾモ

ゾしていると、相手から『写真撮ろうか?』と

言われるパターンもある。

僕は未だに自分からは、なかなかいけないが。笑

まだまだ修行が必要だ。笑

ちなみに、『お前たちじゃなくて、自分の顔を

写真撮ってしまったよー。』なんていうボケは、

今のところまだカマされたことはない。笑

 

勝手な思い込みかもしれないが、日本だと

『写真撮りましょうか?』という声かけは、

あまり受け入れられないように感じる。

声かけた際に

『誰や、コイツ?』

『ナンパ?』

みたいに思われるかもしれないという気持ちが

僕以外の人にもあると思う。笑

 

前に、スペインの友達とピザ屋にご飯食べに

行った時。

『記念に写真撮ろうぜ!』となり、その様子を

見ていた隣のお客さんが僕たちが写真撮影を

お願いする前に買って出てくれて、

写真を撮ってくれた。

一緒にピザを食べに行った友達は、日本語を

勉強してて、日本にも住んだことがあった。

 

写真撮影を終えた後、その友達に

『日本じゃ、こういうの(周りのお客さんが写

真撮影を自分から買って出てくれること)なか

なか無いよね!』と言われた。

『言われてみると、そうだねー。』と答えると、

『なんでなの?』と続けざまに言われた。

正直、なぜなのか全く分からなかったが、

『日本人は基本的にシャイだから。

あと、写真撮影を提案しても、断られる可能性

が高いから、スペインみたいに馴染みがないん

だと思うよー。』という、ほぼ自分の勝手な思

い込みで答えた。笑

すると、

『じゃあ、なんで提案されて断るの?』と更に

深く突っ込んできた。笑

『写真撮影を提案してくれたことは、ありがたい

と感じるけど、相手に対して気を遣わせてしま

って申し訳ないと思うから断るんだと思う。』

と、ほぼ予想に近い内容で答えた。笑

皆さんは、どう考えるだろうか?笑

そもそも、日本では馴染みがないのかどうなの

かも自分的には危うい。笑

 

話を切り替え、2つ目の違い。

“海外では、写真を撮る際にシャッター音がなら

ないが、日本ではサイレントにしていても

シャッター音がなる。”という点。

知らなかった人も多いではないだろうか?

何を隠そう、僕もつい何ヵ月か前にそのことを

知った。

『そんなこと知ってるぜー。』という人。

では、なぜそうなのか分かるだろうか?

 

聞いた話では、悲しいことに日本では、

満員電車などでの痴漢やセクハラ、要は性犯罪

が多い。

エスカレーターなどで、女性のスカートの中を

カメラで撮影しようとするような不届き者を

減らすために、そのような設定になっているそ

うだ。

これに関しては、なかなか素直に

『おー、さすが日本!』とはならない。

そういった犯罪や被害防止のために設けたこと

は良いことだと思うが、そもそもそういったこ

とが頻繁に起きていること自体、僕からしたら

恥ずかしい。笑

 

なぜ、日本ではそういった性犯罪が多いのかも、

今度考えてみようかと思う。

 

今やカメラを買わなくてもスマホで写真を撮れ

る時代。

皆さん、正しい使い方、距離感でカメラと向き

合おう。

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうござ

いました。

Instagramでは、スペインでの生活の写真や動

画を配信しているので、そちらも是非チェ

ックしてください!

アカウント名→yusuke_ito
 
 
また次回も皆さんにお会いできるのを心から

願っております。

 

 


では、Hasta luego(アスタ ルエゴ)