Sant Jordi

 

¡Hola!(オラ)

¿Qué tal?(ケ タル)

 

 

 

僕のインスタグラムのストーリーを見た人は

ご存知かと思いますが、昨日は

『Sant Jordi (サンジョルディ)』という

日本で言うところのバレンタインデーみたいな

日でした。

なので、日本同様に恋人がいない人にとっては、

ちっとも面白くないイベントです。

 

 

嘘です。

楽しいイベントです。笑

反面、人が多すぎて疲れます。笑

 

ただ、日本のバレンタインとは違って、

スペイン人みんな、その日にかける熱量というか、

それにかける想いみたいなものが一味も二味も

違うなと感じました。

このSant Jordiがカタルーニャ発祥の伝統行事

というのもあるのでしょうが、にしても熱量・

盛り上がりが尋常じゃなかった。笑

 

東京のスクランブル交差点が可愛く思えるくらい、

あたり1面人だらけで、道路も人で埋め尽くさ

れていました。笑

いつの投稿か忘れましたが、前にも言ったように、

この日は、カップルや結婚している人にとっては、

クリスマスなんかよりもずっと大切な日です。

(カップルや結婚している人だけかと思ってたが、バラの花束を2本持っている人も見かけたので、バレンタインの義理チョコ的な感じで、友達からもバラの花束をもらうこともあるのかもしれない。)

 

Sant Jordiについて少し説明します。

1.カタルーニャ発祥の伝統行事。

2.基本的に男性(彼氏、夫)が女性(彼女、妻)

にバラの花束をプレゼントする。

女性は男性に本をプレゼントする。

3.別名『本の日』と呼ばれる。

4.『その昔、ドラゴンに襲われそうになっていた

お姫様をサン・ジョルディが救い、ドラゴンを

倒した時にドラゴンから流れた血が地面に

落ちてバラが咲いた。』という伝説があり、

そのサン・ジョルディが亡くなった命日が

4月23日ということで、男性が女性に

バラの花束をプレゼントする習慣ができた。

5.また、4月23日は小説『ドン・キホーテ』

有名な著者セルバンテスの命日でもあるという

ことで、女性が男性に本をプレゼントする習慣

ができた。

 

 

大きな道路に多くのテントが立ち並んで、

本を売っているところもあれば、

バラを売っているところもあるのですが、

テントが隙間なく立ち並んでいるせいで、全然

前に進まないし、本を探すなんて無理でした。笑

少し脇道にそれた道路だと、いくらか人混みは

解消されていました。

 

 

そういえば、スペインでは、

数日前に公共交通機関・病院などの場所以外では、

マスクの着用が廃止されました。

僕も廃止になって、何日か後にはマスクを外して

行動(人が少なければ)していましたが、

昨日の人の多さは、マスク着用をしないと

コロナに感染する可能性があると感じたので、

マスク着用で行動しました。笑

マスク一応、持って行って良かったし、

そう感じるくらい人が多かったです。

 

本の販売、バラの販売だけでなく、

有名なのかどうなのか分かりませんが、

ラジオ?も生で見ることができました。笑

“お、スペイン語の勉強になるじゃーん。”と

思って、近寄って聞いてみると、

主にカタルーニャ地方で使われる『カタラン語』

というスペイン語に少し似ている言葉で話して

いて、よく何言ってるか分かりませんでした。笑

でも、それくらい自分たちの地元を愛している

という裏返しのように感じて、それもまた素敵

だなと感じました。

 

今回はバラの花束をプレゼントする相手がいな

かったので、来年こそは愛する恋人に真っ赤な

綺麗なバラをプレゼントしたいな。と思った、

素敵な伝統行事でした。笑

国、伝統行事の中身は違えど、恋人がいない時

に感じる虚しさは一緒でした。笑

 

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今回も最後まで読んでいただきありがとうござ

いました。

Instagramでは、スペインでの生活の写真や動

画を配信しているので、そちらも是非チェ

ックしてください!

アカウント名→yusuke_ito
 
 
また次回も皆さんにお会いできるのを心から願っております。

 


では、Hasta luego(アスタ ルエゴ)