副審

 

¡Hola!(オラ)

¿Qué tal?(ケ タル)

 

 

 

サッカーの試合をする際に必要になるものと

言えば、サッカーをする選手、道具など

いろいろな答えがありますが、

試合を円滑に進められるようコントロールする

役割を担っている“審判”の存在も忘れてはいけ

ません。

 

審判というと、中学・高校の頃は、

僕自身よく審判のジャッジに対して文句を

言ったものです。笑

そのくせ自分が審判をしていて文句を言われる

とカチンときていたのを今でもよく覚えてます。笑

緊迫した試合の中、明らかな誤審と思われる

ジャッジを下されても、笑顔で審判と接してい

る選手を見ると、いつも反省ばかりしております。

 

 

余計な話はさておき、今回は“審判”にスポット

を当てて話をしていきます。

“審判”1つとっても、日本とスペインで違いが

あります。

どんな違いかと言うと、スペイン7部リーグの

リーグ戦では、副審がいないということです。

 

「7部リーグとかだと、草サッカーレベルだから、

副審がいないんじゃないの?」と思った方。

確かにレベル的な要素を含めて、副審がいない

のかもしれません。

ただ、7部と言えど、日本の草サッカーよりは

確実にレベルは高いですし、リーグ戦なので、

ホーム&アウェーでちゃんと試合もあります。笑

また、もちろんのこと登録関係もきちんとしな

ければいけません。

先ほど言ったように、プロのカテゴリーと比べ

ると、サッカーのレベルにかなり差があります。

それでも、スペインの7部でプレーしている

日本人選手の試合を実際に見に行った時、

副審のいないピッチを目の当たりにした時は

衝撃的でした。笑

 

サッカーのルールを知らない人は分からないと

思いますが、オフサイドも全て主審が目視で

ジャッジしてます。笑

“スローインなのか?”

“ゴールキックなのか?”

“コーナーキックなのか?”

これら全て主審が1人でジャッジしてます。笑

ハッキリ言って、限界があります。笑

でも、その見に行った試合の審判は見ているこ

ちらも納得のジャッジができていたのかなと感

じました。笑

 

1人で全てをやるのは大変だけど、逆に言うと、

“のびのびできる”

“選手たちがジャッジに対して文句を言ってきて

も、俺しかいないんだから仕方ねーだろ!”

て言えるメリットもあるかもしれません。笑

 

 

今回伝えたいのは1つだけ。

『笛が鳴るまでプレーをやめてはいけない。』

てこと。笑

日本で、よく聞いたフレーズですが、

大事なことだと改めて感じます。

副審のいない試合なら尚更です。笑

 

 

話はそれますが、最近は

VAR(Video Assistant Referee)など、

最新のテクノロジーにより、

より正確なジャッジが下されるようになった

一方で、VARの確認に時間が費やされるように

なり、試合のリズム感が以前と比べると、

なくなりつつあると感じてます。

近い将来、主審・副審は人ではなく、

コンピュータのみでされるのかもしれないとい

う気も少ししているのですが、個人的には人に

よるジャッジのほうが好きだし、望みます。

 

サッカーは試合のリズム感、勢いが物凄く大事

だと個人的には思います。

イケイケ、押せ押せムードになっているチーム

にとって、VARの確認により、5分10分試合が

中断することは、その後の試合展開に大きな

影響を与えると思います。

 

「VARの確認に費やした時間が

アディショナルタイムに考慮される」

「VAR検証の結果、普通のファールだと思われ

たものがイエローカード、レッドカードに値す

るものだったとジャッジが変更になる」

としても、VARによる中断前の試合の

リズム感、テンポ、勢いが失われるのであれば、

VARの導入はどうだったのかな?と個人的には

思います。

 

ざっくり言うと、

『VARによる正確性』と『試合のスリリングさ、

リズム・テンポ感』どちらを重視するのか?

だと思います。

 

皆さんはVAR賛成でしょうか?反対でしょうか?

どちらにも答えはないと思います。

 

もしかすると、僕がVARに反対で、

人によるジャッジを好むのは、審判に文句が

言えなくなるからかもしれません。。。笑

 

 

 

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうござ

いました。

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また次回も皆さんにお会いできるのを心から願っております。

 

 


では、Hasta luego(アスタ ルエゴ)